この記事でわかること
- 粉体・粒体搬送設備の見積もりで確認したい項目
- 本体価格だけで比較すると失敗しやすい理由
- ホース・コンプレッサー・集粉設備など周辺機器の考え方
- 据付工事や電源工事まで含めて比較する重要性
- 導入後のランニングコストを見るポイント
- 搬送能力を同じ条件で比較する方法
- ジェクターで既存の工場エアーを活用する考え方
- 見積もりを依頼する前に整理しておきたい現場情報
はじめに
粉体・粒体搬送設備の導入を検討し、複数の設備や業者から見積もりを取ったとき、
「金額が一番安い設備を選べばいいのか?」
「この見積もりにはホースまで入っているのか?」
「コンプレッサーは別途必要?」
「据付工事まで含めると、結局いくらになる?」
と迷うことがあります。
設備見積もりでは、
本体価格だけを比較しても、本当の導入費用が分からない
場合があります。
例えば本体価格が安くても、
- 配管工事
- 電源工事
- 基礎工事
- 架台
- 制御盤
- 集粉設備
- コンプレッサー
などが追加で必要になれば、最終的な設備投資額は大きくなる可能性があります。
逆に、本体価格だけを見ると高く感じる設備でも、
- 既存設備を利用できる
- 工事量が少ない
- 1台を複数用途で使用できる
- メンテナンス部品が少ない
のであれば、長期的には合理的な場合があります。
本記事では、粉体・粒体搬送設備の見積もりを比較するときに確認したいポイントについて解説します。
まず確認したいのは「何が含まれている見積もりか」
同じ、
「粉体搬送設備一式」
という見積もりでも、その内容は業者によって異なる場合があります。
例えば、
見積もりA
- 搬送機本体
のみ。
見積もりB
- 搬送機本体
- 吸引ホース
- 排出ホース
- 継手
を含む。
見積もりC
さらに、
- 集粉設備
- 架台
- 据付
- 試運転
まで含む。
というケースです。
この3つを単純に合計金額だけで比較することはできません。
「設備本体価格」と「導入総額」を分けて考える
設備導入では、
本体価格
と、
実際に現場で使用できる状態になるまでの総費用
を分けて考えることが重要です。
例えば、
本体100万円
だったとしても、
追加設備・工事150万円
が必要なら、実際の導入費用は250万円です。
逆に、
本体150万円
でも、
既存設備を利用して追加工事が20万円
なら総額170万円です。
本体価格だけを見ると前者が安く見えますが、導入総額では後者の方が安くなる可能性があります。
見積もり比較① 搬送機本体
まず確認するのが搬送機本体です。
ただし、
「価格が同じだから性能も同じ」
とは限りません。
確認したいのは、
- 対応する搬送物
- 必要搬送量
- ホース径
- 必要動力
- 設置方法
- 可搬性
- メンテナンス性
などです。
能力は「最大能力」だけで比較しない
例えばカタログに、
最大○t/h
と書かれていても、その能力が自社の搬送物で出るとは限りません。
粉体・粒体の搬送能力は、
- 粒径
- 比重
- 水分
- 流動性
- 搬送距離
- 高低差
- 曲がり
- エアー供給能力
などによって変わります。
そのため、
「自社条件でどの程度搬送できるか」
を確認することが重要です。
同じ条件で見積もりを依頼する
相見積もりを取る場合には、できるだけ各社へ同じ情報を伝えます。
例えば、
搬送物:木質ペレット
搬送量:1t/h希望
水平距離:50m
高低差:10m
搬送元:フレコン
搬送先:ホッパー
というように条件を揃えます。
各社へ異なる情報を伝えると、提案される設備条件も変わり、見積金額を正確に比較できません。
見積もり比較② 吸引・排出ホース
空気搬送設備では、ホースも設備の重要な一部です。
確認したいのは、
- ホース径
- 長さ
- 材質
- 耐摩耗性
- 本数
- 接続部品
などです。
例えば、
設備本体のみ
の見積もりと、
100m分のホース込み
の見積もりでは、当然金額が異なります。
ホースは搬送物によって仕様が変わる
例えば、
と、
では、摩耗条件が異なります。
摩耗性の高い材料では、一般的なホースより耐摩耗性を考えた仕様が必要になる場合があります。
ジェクターでは排出側の摩耗を考慮する
ジェクターでは、搬送物が通過する排出側が特に摩耗しやすい箇所となります。
そのためエコワークでは、搬送物に応じて排出部へ接続するセラミック補強耐摩耗ホースをご提案しています。
見積もりを見るときには、
必要な耐久性を確保したホースが含まれているか
も確認することが重要です。
安いホースが必ずしも安いとは限らない
例えば、
ホースA:5万円
寿命:短い
ホースB:10万円
寿命:長い
という場合、
購入価格だけならホースAが安くなります。
しかし交換頻度が高ければ、
- ホース代
- 交換作業
- 設備停止時間
まで含めてコストが増える可能性があります。
設備見積もりでは、
購入価格+交換頻度
という視点も必要です。
見積もり比較③ コンプレッサー・圧縮空気設備
ジェクターは圧縮空気を動力として使用します。
そのため、
圧縮空気をどこから供給するか
を確認する必要があります。
選択肢としては、
- 可搬式コンプレッサー
- 据置型コンプレッサー
- 工場内の既設エアー
などがあります。
コンプレッサーが見積もりに含まれているか確認する
例えば、
ジェクター本体:○万円
という見積もりでも、
コンプレッサー別途
という場合があります。
コンプレッサーを新規購入・レンタルするのであれば、その費用も設備導入コストに含めて考えます。
工場内エアーを利用できる可能性もある
工場内に既設の圧縮空気設備がある場合には、条件が合えばジェクターへ使用できます。
その場合、
新しいコンプレッサーを購入せずに既存設備を活用できる可能性
があります。
確認したいのは、
- 圧力
- 空気量
- 配管径
- 取り出し口径
- 他設備との同時使用
などです。
「工場エアーあり」だけでは判断できない
例えば、
「0.7MPaあります」
という情報だけでは十分ではありません。
圧縮空気設備では、
圧力+空気量
の両方が重要です。
さらに、
メイン配管は太い
↓
ジェクターを接続する枝管は細い
という場合には、必要な空気量を確保できない可能性があります。
見積もり比較④ 集粉設備
粉体を搬送する場合には、
搬送後の空気をどう処理するか
も重要です。
例えば、
- 焼却灰
- フライアッシュ
- 微粉体
などでは、排出時に粉じんが発生する可能性があります。
この場合、搬送機だけではなく集粉設備まで必要になることがあります。
ジェクロンとの組み合わせ
エコワークでは、微粉体を回収する場合に、
ジェクター
↓
集粉機「ジェクロン」
↓
フレコンバッグ
という構成をご提案することがあります。
これによって、
- 搬送
- 搬送物と空気の分離
- 集粉
- フレコン回収
まで一連の工程として構築できます。
搬送機だけの見積もりで判断しない
例えば、
会社A:搬送機100万円
会社B:搬送機+集粉設備150万円
だった場合、
会社Aの方が安く見えます。
しかし会社Aでも最終的に集粉設備が必要になり、
追加80万円
となれば、総額では180万円です。
そのため、
実際に必要になるシステム全体で比較する
ことが重要です。
見積もり比較⑤ 電源工事
機械式搬送設備では、モーターなどを動かすために電源設備が必要です。
場合によっては、
- 電源ケーブル
- 分電盤
- 制御盤
- インバーター
- 電気工事
などが必要になります。
この費用が設備本体とは別になっている場合があります。
電源を取りにくい現場では工事費が増えることもある
例えば、
設備を設置したい場所から分電盤まで距離がある
場合には、
- ケーブル敷設
- 配線ルート
- 電源容量増強
などが必要になる可能性があります。
設備価格だけでなく、
その設備を動かすためのインフラ
まで確認します。
ジェクター本体は圧縮空気で作動
ジェクター本体は、圧縮空気によって作動します。
本体内部に、
- 電動モーター
- ベルト
- チェーン
- 回転羽根
などの駆動機構を持たないシンプルな構造です。
そのため、現場条件によっては大掛かりな本体用電源設備を必要とせず導入できる可能性があります。
ただし、ジェクロンなど周辺設備を組み合わせる場合には、構成に応じて必要な電源条件を確認します。
見積もり比較⑥ 配管・ホース工事
固定配管式の搬送設備では、
搬送元
↓
固定配管
↓
搬送先
まで配管工事が必要になります。
この場合、
- 配管材料
- サポート
- エルボ
- 架台
- 施工費
などが発生します。
既存設備を迂回するために工事が増えるケースもある
既存工場では、
- 製造設備
- 柱
- 配管
- ダクト
- 通路
がすでに存在します。
固定配管を追加する場合には、それらを避けながらルートを作る必要があります。
その結果、配管距離や曲がりが増え、工事費も大きくなる場合があります。
ホースならレイアウト変更へ対応しやすい
ジェクターではホースによる搬送が可能です。
そのため、
- 柱を避ける
- 設備の横を通る
- 別棟へ伸ばす
といったレイアウトを比較的柔軟に作ることができます。
ただし、曲がりが増えるほど搬送抵抗や摩耗も増えるため、できるだけシンプルなルートを検討します。
見積もり比較⑦ 基礎・架台
大型の固定設備を設置する場合には、
- コンクリート基礎
- 鉄骨架台
- アンカー
- 補強工事
などが必要になるケースがあります。
これらも本体価格とは別に見積もられる場合があります。
「設置するだけ」で使える設備とは限らない
例えば本体価格300万円でも、
基礎100万円
+
架台100万円
+
据付50万円
なら、導入総額は550万円です。
設備比較では、
現場で使用できる状態までに必要な費用
を把握することが重要です。
見積もり比較⑧ 据付・試運転
設備購入後には、
- 搬入
- 据付
- 接続
- 試運転
- 調整
などが必要になる場合があります。
この費用が、
本体価格に含まれるのか
別途なのか
を確認します。
「納品されたらすぐ使えるか」を確認する
見積もりを受け取ったら、
「この金額を支払えば、現場で実際に運転できる状態になりますか?」
という視点で確認すると分かりやすくなります。
追加で必要な、
- 工事
- 部品
- 設備
- 作業
があれば、それも総額へ加えます。
見積もり比較⑨ デモ・搬送テスト
粉体・粒体搬送では、
設備を購入してから本当に搬送できるか確認する
のではリスクがあります。
搬送物によって性能が大きく変わるためです。
そのため、必要に応じて導入前の搬送テストを検討します。
テスト費用だけで判断しない
例えば、
テストを省略
↓
設備購入
↓
必要な搬送量が出ない
となれば、大きな損失になります。
事前テストには一定の費用・時間が必要な場合もありますが、
設備導入後のミスマッチを防ぐための確認工程
として考えます。
エコワークでは実際の搬送物を使った確認にも対応
エコワークでは、実際の搬送物や現場条件を確認しながら設備構成をご提案しています。
これまで、
- 木質ペレット
- PKS
- ブラスト材
- 焼却灰
- パーライト保温材
- セラミックボール
など、さまざまな資材で現場テストを行ってきました。
搬送テストでは、
- 搬送できるか
- 必要搬送量が出るか
- 詰まりが発生しないか
- 粉じん状況
- ホース仕様
などを確認できます。
見積もり比較⑩ ランニングコスト
設備は購入して終わりではありません。
長期間使用する設備では、
導入後に毎年どの程度費用が発生するか
も重要です。
例えば、
- 電気代
- 圧縮空気
- ホース交換
- ベアリング交換
- モーター保守
- フィルター交換
- 定期点検
などです。
初期費用が安くても維持費が高い場合がある
例えば、
設備A
初期費用:100万円
年間維持費:50万円
設備B
初期費用:150万円
年間維持費:20万円
だった場合、
1年目だけを見ると設備Aが安くなります。
しかし5年間使用すると、
設備A:350万円
設備B:250万円
となる可能性があります。
※上記は考え方を示すための単純な例です。
何年間使用するかで比較する
設備見積もりでは、
購入時の金額
だけではなく、
3年・5年・10年でどの程度費用がかかるか
を見ると判断しやすくなります。
これを、
ライフサイクルコスト
という視点で考えることもできます。
見積もり比較⑪ メンテナンス部品
機械式搬送設備では、
- モーター
- ベアリング
- ベルト
- チェーン
- スクリュー
- シール
などの部品が使用されることがあります。
長期間使用すると、これらの点検・交換が必要になります。
ジェクターはシンプルな構造
ジェクターは、本体内部に、
- モーター
- ベルト
- チェーン
- 回転羽根
などの駆動部を持たないシンプルなストレート構造です。
そのため、機械式設備と比べて管理する駆動部品を減らしやすい特徴があります。
一方、搬送物が通る、
- 本体
- ホース
- 接続部
などの摩耗確認は必要です。
見積もり比較⑫ 作業人数
設備費だけでなく、
その設備を運転するために何人必要か
も確認します。
例えば、
設備A:500万円
必要人数:4人
設備B:600万円
必要人数:1人
であれば、初期価格だけで設備Aを選ぶと、長期的な人件費では設備Bが有利になる可能性があります。
「設備価格+人件費」で見る
特に、
- 毎日使用する
- 毎週使用する
- 作業時間が長い
設備では、運転人数の違いが大きなコスト差になります。
設備選定では、
機械の値段だけでなく、その設備を使い続けるための人員
まで含めて考えることが重要です。
見積もり比較⑬ 可搬式か固定式か
同じ搬送能力でも、
固定設備
と、
可搬式設備
では利用方法が異なります。
例えば固定設備は、
- 毎日使用する
- 搬送ルートが一定
- 自動運転したい
場合に適しています。
一方、可搬式設備は、
- 複数箇所で使う
- 定期清掃
- 定期修繕
- 仮設作業
などで活用できます。
1台を複数用途に使えるか確認する
例えばジェクター1台を、
- 原料投入
- 工場内清掃
- 設備間搬送
- 定修回収
- 緊急回収
へ共用できれば、設備の利用回数を増やせます。
設備価格を比較するときには、
その設備が年間何回・何用途で使えるか
という視点も重要です。
例えば100万円の設備でも利用回数で価値は変わる
設備A:
100万円
年1回使用
設備B:
150万円
年間50回使用
であれば、本体価格だけで設備Aの方が割安とは言えません。
設備投資では、
購入価格÷使用頻度
という見方もできます。
見積もり比較⑭ 長距離搬送への対応
ジェクターでは搬送条件によって、排出側で200m程度の長距離搬送が可能なケースがあります。
そのため、
- 工場の反対側
- 別棟
- 屋外ヤード
- 離れた回収場所
への搬送にも対応できる可能性があります。
200mという数字だけで見積もりを依頼しない
例えば、
「150m送れる設備をください」
だけでは、適切な設備選定はできません。
確認したいのは、
- 搬送物
- 搬送量
- 水平距離
- 高低差
- 曲がり
- ホース径
- エアー供給能力
です。
同じ150mでも条件によって設備構成は変わります。
吸引側は5m程度を推奨
ジェクターでは吸引側を5m程度とすることを推奨しています。
現場によっては10m程度で使用しているお客様もいますが、基本的には、
搬送物
↓
短い吸引ホース
↓
ジェクター
↓
長い排出ホース
↓
搬送先
という構成です。
長距離は排出側で送る
例えば搬送先が100m離れている場合には、
100m先から吸う
のではなく、
搬送物の近くへジェクターを設置
↓
短い距離で吸引
↓
排出側で100m搬送
という配置を検討します。
そのため見積もりでは、
吸引ホース○m+排出ホース○m
を分けて確認することも重要です。
見積もり比較⑮ 高所搬送への対応
ジェクターでは条件によって、高さ100m程度の高所搬送が可能なケースもあります。
例えば、
地上
↓
高所ホッパー
への原料投入です。
水平距離と高低差を分けて伝える
見積もり依頼では、
「全部で100m」
ではなく、
水平80m
+
高さ20m
というように伝えます。
さらに、
- 90度曲がり
- 階段
- 建屋
- 配管
などの障害物も分かれば、より現実的な設備構成を検討できます。
見積もり比較⑯ 将来の変更への対応
設備は10年近く使用する場合もあります。
その間に、
- 搬送先変更
- 生産設備増設
- 原料変更
- 工場レイアウト変更
が発生する可能性があります。
そのため、
今の条件だけで最適化しすぎない
ことも重要です。
固定設備は変更時に工事が必要な場合もある
固定配管設備では、
搬送先変更
↓
配管撤去
↓
新規配管
↓
架台変更
などが必要になる場合があります。
一方、ホースを利用する設備では、条件によってホースルートを変更することで対応できる可能性があります。
見積もりに「将来使える余地」があるかを見る
例えば、
現在:
設備Aのみ
将来:
設備A+設備B
で使いたい可能性があるなら、その条件を最初から業者へ伝えます。
これによって、
後から設備を買い直す可能性
を減らせます。
一番安い見積もりが一番良いとは限らない
設備選定では、
価格
はもちろん重要です。
しかし、
安い
↓
搬送能力不足
安い
↓
追加工事多数
安い
↓
保守費用が高い
安い
↓
現場で使いにくい
では、結果的に高い買い物になる可能性があります。
比較すべきは「目的を達成する総費用」
例えば目的が、
現在4人で行っている粉体回収作業を2人以下にしたい
なのであれば、
どの設備が最も安いか
ではなく、
その目的を実現するために最終的にいくら必要か
を比較します。
見積もりを取る前に現在の課題を整理する
適切な見積もりを取るには、
何を改善したいか
を伝えることが重要です。
例えば、
「粉体搬送機が欲しい」
より、
「現在4人でスコップ回収しており、3時間かかっている。これを少人数化したい」
の方が具体的な設備提案につながります。
見積もり依頼時に伝えたい情報
可能であれば、
- 搬送物
- 粒径
- 最大粒径
- 比重
- 含水率
- 1回の処理量
- 必要搬送量
- 水平距離
- 高低差
- 搬送元
- 搬送先
- 現在の作業人数
- 現在の作業時間
- コンプレッサーの有無
- 工場エアーの有無
- 現場写真
- 設備レイアウト
などを伝えます。
すべて分からなくても、分かる範囲から検討できます。
現場写真があると追加費用を想定しやすい
例えば現場写真から、
- ジェクターを置ける場所
- ホースを通せる場所
- 搬送先の形状
- 周囲の障害物
などを確認できます。
これにより、
見積もり後に「実はこの部品も必要だった」という追加項目
を減らしやすくなります。
見積もりは「設備選定の結果」
本来、見積もりは、
金額を出す
↓
設備を決める
ものではありません。
先に、
現場条件を確認
↓
必要な設備を選定
↓
周辺設備を決める
↓
その結果として見積もりを作る
という順番になります。
特に粉体・粒体搬送では、搬送物によって設備条件が大きく変わります。
エコワークでは現場条件から設備構成をご提案
エコワークでは、
単純に、
「ジェクター○○型はいくらです」
というだけでなく、
- 搬送物
- 搬送量
- 搬送距離
- 高低差
- エアー条件
- 回収方法
- 粉じん対策
などを確認しながら設備構成をご提案しています。
全国で運用指導も行っています
ジェクターは、設備本体だけでなく、
- 本体設置位置
- ホースの使い方
- 工場エアーの取り方
- 排出先
- 搬送量の調整
など、実際の運用方法が重要です。
エコワークではジェクターを販売するだけでなく、全国の現場で使い方や運用方法の指導も行っています。
設備導入後に、
「どう設置すればいいか分からない」
という状態を防げるよう、実際の運用までご案内しています。
社内比較用に見積もりを整理する方法
複数の見積もりを比較するときには、
単純な総額ではなく、
設備本体
ホース・配管
コンプレッサー・エアー設備
集粉設備
電源工事
基礎・架台
据付・試運転
消耗品
年間運転人数
年間ランニングコスト
のように項目を分けて整理すると比較しやすくなります。
「初期費用」と「年間費用」を分ける
さらに、
初期費用
設備購入・工事
年間費用
- エネルギー
- 人件費
- 消耗品
- メンテナンス
に分けます。
こうすると、
購入時は高いが年間費用が低い設備
と、
購入時は安いが年間費用が高い設備
を比較できます。
3年・5年で比較してみる
社内提案では、
初期投資
+
年間運用費×5年
のように比較すると、長期的な設備コストが見えやすくなります。
設備価格だけで意思決定するより、合理的な比較ができます。
まとめ
粉体・粒体搬送設備の見積もりを比較するときには、
本体価格だけで判断しないこと
が重要です。
確認したいのは、
- 搬送機本体
- ホース
- 圧縮空気設備
- 集粉設備
- 電源工事
- 配管工事
- 基礎・架台
- 据付
- 試運転
- メンテナンス
- 消耗品
- 必要作業人数
などです。
さらに、
自社の搬送物・距離・高低差・必要搬送量で本当に必要な能力を確保できるか
を確認します。
ジェクターでは条件によって、
排出側200m程度の長距離搬送
や、
高さ100m程度の高所搬送
にも対応できる可能性があります。
吸引側は5m程度を推奨しており、現場によっては10m程度で使用しているお客様もいます。
また圧縮空気についても、
- コンプレッサー
- 条件を満たした工場内エアー
を使用できます。
「見積もりを取ったけれど何を比較すればいいかわからない」
「本体以外に何が必要なのか知りたい」
「工事費まで含めた導入総額を知りたい」
「既存の工場エアーを使えるか確認したい」
「他方式と総コストで比較したい」
という段階でも、お気軽にエコワークまでお問い合わせください。
設備価格だけではなく、現場で実際に運用するところまで含めた設備構成をご提案いたします。
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