粉体搬送設備の能力不足はなぜ起こる?搬送量が低下する原因と改善方法を解説

はじめに

粉体・粒体を搬送していると、

  • 以前より搬送量が少ない
  • 搬送時間が長くなった
  • 配管が詰まりやすくなった
  • コンプレッサーの負荷が大きくなった

といった症状が現れることがあります。

このような状態を放置すると、生産性の低下だけでなく設備停止や保守コストの増加につながる可能性があります。

本記事では、粉体搬送設備の能力が低下する主な原因と改善方法について解説します。


搬送能力が低下する主な原因

配管の摩耗

長期間使用した配管では摩耗が進み、本来の搬送性能を発揮できなくなる場合があります。

特にブラスト材セラミックボールなど摩耗性の高い資材では注意が必要です。


配管内部への付着

粉体が徐々に配管内部へ付着すると、流路が狭くなり搬送能力が低下します。

吸湿性の高い粉体では特に発生しやすい現象です。


コンプレッサー能力の低下

空気搬送では圧縮空気が動力となります。

コンプレッサーの能力低下やエア漏れが発生すると、十分な搬送能力を維持できなくなります。


配管レイアウト

不要に長い配管や曲がりの多い配管では搬送抵抗が増えます。

レイアウトの見直しだけで改善するケースもあります。


粉体の性状変化

湿気や保管環境の影響によって流動性が変化すると、搬送能力が低下することがあります。

梅雨時期には特に注意が必要です。


能力低下を防ぐポイント

定期点検を行う

設備や配管を定期的に点検することで、能力低下を早期に発見できます。


粉体に適した設備を選ぶ

比重や粒径、流動性に適した設備を選定することが重要です。


エア供給を管理する

コンプレッサーやエアドライヤーを適切に管理することで、安定した搬送性能を維持できます。


ジェクターによる安定した搬送

空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで、

  • 吸引
  • 搬送
  • 投入
  • 排出(散布)

を一台で行える空気搬送機です。

本体内部にはモーターや回転部などの駆動装置を持たないシンプルなストレート構造を採用しているため、

  • 搬送抵抗を抑えやすい
  • 配管詰まりが発生しにくい
  • メンテナンス負担を軽減できる

という特長があります。

また、搬送物に応じて耐摩耗タイプやラバータイプなどを選択できるため、多様な現場へ柔軟に対応できます。


ジェクロンとの組み合わせで安定運転

微粉体を扱う現場では、集粉機(サイクロン式集塵回収装置)ジェクロンを組み合わせることで、

  • 搬送物と空気を効率よく分離
  • 高性能フィルターによる集塵
  • クリーンな空気を屋外へ排気
  • フレコンバッグへの連続回収

が可能になります。

搬送能力だけでなく、作業環境の改善にもつながります。


エコ・ワークの対応事例

エコ・ワークでは、

など、多様な現場で搬送設備の改善をご提案しています。

現場条件に合わせた設備選定により、搬送能力の改善をサポートします。


まとめ

粉体搬送設備の能力低下は、

  • 配管摩耗
  • 配管内部への付着
  • コンプレッサー能力
  • 配管レイアウト
  • 粉体の性状変化

など、さまざまな要因によって発生します。

定期点検と適切な設備選定によって、多くのトラブルは予防できます。

搬送能力の改善をご検討の際は、お気軽にエコ・ワークまでお問い合わせください。


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