この記事でわかること
- 製薬工場で扱われる主な粉体・粒体原料
- 原料搬送や設備清掃で発生しやすい課題
- 空気搬送機を活用できる工程
- 導入前に確認したいポイント
- ジェクターを活用した設備改善の考え方
はじめに
製薬工場では、医薬品の製造工程でさまざまな粉体・粒体原料を取り扱います。
代表的な搬送物には、
- 医薬品原料粉末
- 賦形剤
- 乳糖
- デンプン
- 結晶セルロース
- 顆粒
- 添加剤
- 各種粉体原料
などがあります。
これらの原料は秤量室や混合設備、造粒設備、打錠設備などへ搬送されますが、
- 粉体の飛散
- 原料ロス
- 人力による搬送
- 設備清掃の負担
などが課題となることがあります。
本記事では、製薬工場における粉体・粒体搬送や設備清掃を効率化する方法について解説します。
製薬工場で扱われる主な搬送物
製薬工場では工程によってさまざまな粉体・粒体を使用します。
代表例として、
- 医薬品原薬
- 乳糖
- デンプン
- 結晶セルロース
- 顆粒
- 滑沢剤
- 賦形剤
- 各種添加剤
などがあります。
粒径が細かく飛散しやすい原料も多いため、作業環境への配慮も重要になります。
製薬工場で発生しやすい課題
粉体の飛散
原料投入や設備清掃時には粉じんが発生しやすく、作業環境の維持が課題となることがあります。
原料ロス
高価な医薬品原料では、投入時のこぼれや回収ロスを抑えることも重要です。
人力による投入作業
紙袋や容器からホッパーへ原料を投入する工程では、作業者への負担が大きくなる場合があります。
設備停止時の清掃
混合設備やホッパー、搬送設備には粉体が付着・堆積することがあります。
設備停止時の清掃作業は、多くの時間を要する場合があります。
空気搬送機を活用できる工程
原料の投入
保管容器からホッパーや混合設備へ粉体を搬送する用途に活用できる場合があります。
設備周辺の回収
設備周辺へこぼれた粉体を吸引し、
- 回収容器
- ドラム缶
- フレコンバッグ
などへ搬送できる可能性があります。
設備清掃
ホッパーや混合設備周辺へ堆積した粉体の回収にも活用できます。
顆粒の搬送
顆粒状の原料についても、条件によっては搬送できる場合があります。
導入時に確認したいポイント
製薬工場では搬送物によって性質が異なるため、
などを確認したうえで設備を選定することが重要です。
また、医薬品製造では衛生面や設備構成なども考慮しながら検討する必要があります。
ジェクターを活用した設備改善
空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで使用できます。
ジェクターは、
- 吸引
- 搬送
- 投入
- 排出(散布)
を1台で行える空気搬送機です。
本体内部はシンプルなストレート構造で、駆動部を持たないことが特徴です。
製薬工場では、
- 原料の投入
- 粉体の回収
- 顆粒の搬送
- 設備周辺の清掃
- 定期メンテナンス時の清掃
などへの活用が考えられます。
搬送物によって適した設備構成は異なるため、エコ・ワークでは実際の搬送物を使用した搬送テストをご提案しています。
排出部の摩耗対策
空気搬送設備では、排出部が最も摩耗しやすい箇所です。
摩耗性のある粉体や粒体を長期間搬送する場合には、ホースや排出口が摩耗する可能性があります。
エコ・ワークでは、摩耗性の高い搬送物には排出部へ接続するセラミック補強耐摩耗ホースをご提案しています。
搬送物に適した耐摩耗対策を行うことで、設備の安定稼働やメンテナンス頻度の低減につながります。
エコ・ワークのサポート
エコ・ワークでは、製薬工場で扱われる粉体・粒体原料の性状や現場条件を確認したうえで、空気搬送機ジェクターを活用した設備改善をご提案しています。
製薬工場では、
- 医薬品原薬
- 乳糖
- デンプン
- 結晶セルロース
- 顆粒
- 各種添加剤
など、工程によって粒径や比重、流動性が異なる原料を取り扱います。
そのため、導入前には実際の搬送物を使用した搬送テストを行い、
- 安定して吸引・搬送できるか
- 必要な搬送能力を確保できるか
- 配管内で詰まりが発生しないか
- 搬送距離に対応できるか
- 現場に適した設備構成はどれか
などを確認しています。
「ホッパーへの投入作業を効率化したい」
「設備周辺へこぼれた粉体を効率よく回収したい」
「設備停止時の清掃時間を短縮したい」
「人力による搬送作業を改善したい」
といったご相談にも対応しています。
まとめ
製薬工場では、医薬品原薬や乳糖、デンプン、結晶セルロースなど、多種多様な粉体・粒体原料を取り扱います。
これらの搬送・回収作業を効率化することで、
- 作業者の負担軽減
- 原料ロスの低減
- 清掃作業の効率化
- 作業環境の改善
- 設備停止時間の短縮
につながる可能性があります。
一方で、搬送物は粒径や流動性、含水率などが異なるため、現場条件や搬送物に適した設備選定が重要です。
設備導入をご検討の際は、実際の搬送物を使用した搬送テストを行い、現場に適した設備構成を検討することをおすすめします。
設備導入や設備改善をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
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