はじめに
製造工場や焼却施設、化学プラントなどでは、様々な粉体が取り扱われています。
その中でも粒径が非常に小さい粉体は「微粉体」と呼ばれ、回収や搬送時に特有の課題が発生します。
例えば、
- 粉塵が発生する
- 配管が詰まりやすい
- ホッパー内で固まる
- 回収時に飛散する
といった問題です。
本記事では、微粉体の特徴や回収・搬送時の課題、効率的な対策について解説します。
微粉体とは?
微粉体とは、一般的に非常に細かい粒径を持つ粉体の総称です。
現場で扱われる代表的な微粉体には、
などがあります。
粒子が細かいため、少しの空気の流れでも飛散しやすい特徴があります。
微粉体が扱いにくい理由
粉塵が発生しやすい
微粉体は粒子が非常に軽いため、回収や投入時に粉塵として舞い上がりやすくなります。
その結果、
- 作業環境悪化
- 清掃作業増加
- 周辺設備への付着
などの問題が発生します。
湿気の影響を受けやすい
微粉体は表面積が大きいため、水分を吸収しやすい傾向があります。
特に梅雨時期や湿度の高い環境では、
- 固結
- ダマ化
- 流動性低下
が発生する場合があります。
配管詰まりが発生しやすい
湿気や付着によって微粉体が配管内部に堆積すると、
- 搬送能力低下
- 配管閉塞
- 作業停止
の原因になります。
ブリッジ現象が発生しやすい
ホッパー内部で微粉体が固まり、排出されなくなるブリッジ現象も発生しやすくなります。
微粉体回収で発生する課題
人力作業の負担
微粉体を手作業で回収すると、
- 粉塵飛散
- 作業時間増加
- 人員確保
などの課題があります。
作業環境の悪化
回収作業中に粉塵が発生すると、周辺環境にも影響を与える場合があります。
そのため、回収と同時に粉塵対策も求められます。
ジェクターによる微粉体搬送
空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで、
- 吸引
- 搬送
- 投入
- 排出(散布)
を行うことができる空気搬送機です。
機器内部にモーターや回転部などの駆動装置を持たないシンプルなストレート構造を採用しているため、
- 故障リスクを抑えやすい
- メンテナンス負担を軽減できる
- 現場で扱いやすい
という特徴があります。
また、
- 長距離搬送
- 高所への投入
- 狭所での回収
にも対応できます。
ジェクロンによる粉塵対策
微粉体回収では粉塵対策が非常に重要です。
エコ・ワークでは、サイクロン式集塵回収装置「ジェクロン」を組み合わせた運用をご提案しています。
ジェクロンは、
- 搬送物と空気を分離
- 高性能フィルターによる集塵
- フレコンバッグへの連続回収
を行うことができます。
そのため、
- 粉塵飛散抑制
- 作業環境改善
- 回収効率向上
につながります。
ジェクロンの特徴
ジェクロンには高性能集塵フィルターが搭載されています。
さらにパルスエアーによる自動逆洗機能(タイマー制御)を備えているため、運転中でもフィルターの目詰まりを抑制できます。
微粉体のような粉塵量の多い資材でも安定した運転が可能です。
エコ・ワークの対応事例
エコ・ワークでは、
など様々な現場に対応しています。
現場条件に応じた設備構成や運用方法をご提案しています。
まとめ
微粉体は、
- 粉塵発生
- 固結
- 配管詰まり
- ブリッジ現象
など様々な課題を抱えています。
そのため、回収・搬送・集塵を考慮した設備選定が重要です。
空気搬送機ジェクターと集粉機ジェクロンを組み合わせることで、微粉体の回収から搬送、集塵、フレコン回収まで効率的に行うことが可能です。
微粉体の回収や搬送でお困りの方は、お気軽にエコ・ワークまでお問い合わせください。
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