この記事でわかること
- 圧密とは何か
- 圧密が発生する主な原因
- 圧密によって起こる設備トラブル
- 圧密を防ぐためのポイント
- ジェクター・ジェクロンを活用した搬送・回収方法
はじめに
粉体・粒体を長期間保管していたところ、
- 材料が固まって排出できない
- ホッパーから流れなくなった
- 人力で崩さないと搬送できない
といった経験はありませんか?
このような現象の原因の一つが「圧密(あつみつ)」です。
圧密は粉体・粒体が自重や外部からの荷重によって締め固められる現象で、搬送効率や設備の安定稼働に大きな影響を与えます。
本記事では、圧密が発生する原因や設備への影響、対策について解説します。
圧密とは?
圧密とは、粉体・粒体が自重や圧力によって締め固められ、粒子同士の隙間が減少する現象です。
保管期間が長いほど発生しやすく、流動性の低下や排出不良の原因となります。
圧密が発生する主な原因
長期間の保管
時間の経過とともに粉体が自重で押し固められ、流れにくくなります。
保管高さ
サイロやホッパーに大量の粉体を保管すると、下部ほど大きな荷重がかかり、圧密しやすくなります。
湿気
水分を含んだ粉体は粒子同士が付着しやすくなり、圧密が進行しやすくなります。
振動
搬送や運搬時の振動によって粒子の隙間が減少し、圧密が進むことがあります。
圧密によって起こるトラブル
ブリッジ現象
締め固められた粉体がホッパー出口で橋状につながり、排出されなくなることがあります。
ラットホール現象
中央だけが流れ、周囲に材料が残る現象が発生しやすくなります。
搬送能力の低下
固まった粉体はスムーズに搬送できず、処理能力が低下する場合があります。
清掃・保守作業の増加
設備内に残留した粉体を人力で除去する必要があり、作業時間や保守負担が増加します。
圧密を防ぐポイント
長期保管を避ける
必要以上に長期間保管せず、先入れ先出しを徹底することが重要です。
保管環境を管理する
湿気を避け、保管環境を適切に維持することで圧密を抑えやすくなります。
定期的に設備を点検する
ホッパーやサイロ内の状態を定期的に確認し、圧密の兆候があれば早めに対処しましょう。
材料特性に合った設備を選定する
流動性や嵩密度なども考慮し、材料に適した設備を選ぶことが重要です。
ジェクターによる効率的な回収・搬送
空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで、
- 吸引
- 搬送
- 投入
- 排出(散布)
を一台で行える空気搬送機です。
木質ペレット、PKS、焼却灰、ブラスト材、パーライト保温材など、多様な粉体・粒体の搬送実績があります。
本体内部にはモーターや回転部などの駆動装置を持たないシンプルなストレート構造を採用しているため、
- メンテナンス負担を軽減できる
- 故障リスクを抑えやすい
- 安定した搬送性能を維持しやすい
という特長があります。
ジェクロンとの組み合わせで効率的な回収
集粉機(サイクロン式集塵回収装置)ジェクロンを組み合わせることで、
- 搬送物と空気を効率よく分離
- 高性能フィルターによる集塵
- フレコンバッグへの連続回収
が可能になります。
粉じんを抑えながら効率よく回収できるため、圧密した粉体の回収作業や作業環境の改善にも貢献します。
エコ・ワークの対応事例
エコ・ワークでは、
- 木質ペレット搬送
- PKS搬送
- ブラスト材回収・分別
- 焼却灰回収
- パーライト保温材回収
- セラミックボール回収・投入
など、多様な粉体・粒体搬送の実績があります。
材料特性や現場条件に応じて、最適な設備をご提案しています。
まとめ
圧密は、
- 長期間の保管
- 保管高さ
- 湿気
- 振動
などによって発生し、搬送効率や設備の安定稼働に大きな影響を与えます。
適切な保管方法や設備選定を行うことで、圧密によるトラブルを防ぎ、生産性の向上につながります。
粉体・粒体搬送設備の導入や改善をご検討中の方は、お気軽にエコ・ワークまでお問い合わせください。
関連動画
空気搬送機ジェクター導入事例|タンカー船内 木質ペレット回収・搬送作業
空気搬送機ジェクター導入事例|タンカー船内 PKS回収・搬送作業
空気搬送機ジェクター・分別機ジェクロン導入事例|ブラスト材回収・分別作業
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