粉体・粒体が配管内で分離する原因とは?偏析を防ぐための搬送ポイントを解説

はじめに

粉体・粒体を搬送する際、

  • 粒の大きさが分かれてしまう
  • 微粉だけが先に移動してしまう
  • 品質が均一にならない

といった問題が発生することがあります。

この現象は「偏析(へんせき)」と呼ばれ、食品・化学・建材・リサイクルなどさまざまな業界で課題となっています。

本記事では、偏析が発生する原因と、搬送時に注意したいポイントについて解説します。


偏析とは?

偏析とは、粒径や比重の異なる粉体・粒体が搬送中に分離してしまう現象です。

例えば、

  • 大きな粒だけが残る
  • 微粉だけが先に流れる
  • 比重の重い資材が偏る

などが代表例です。

偏析が発生すると、製品品質や次工程へ影響を及ぼす場合があります。


偏析が発生する主な原因

粒径の違い

粒径差が大きいほど搬送中に分離しやすくなります。


比重の違い

比重が異なる材料を混合している場合、搬送時の流れによって偏りが生じることがあります。


搬送速度

搬送速度が適切でない場合、軽い粒子と重い粒子の動きに差が生じることがあります。


配管レイアウト

急な曲がりや高低差の大きい配管では、偏析が発生しやすくなることがあります。


偏析を防ぐポイント

搬送条件を見直す

搬送距離や空気量などを適切に調整することで、偏析を抑えられる場合があります。


配管レイアウトを改善する

不要な曲がりを減らし、スムーズな搬送経路を確保することが重要です。


搬送物に適した設備を選ぶ

搬送物の粒径や比重に応じて設備を選定することで、安定した搬送につながります。


ジェクターによる安定した搬送

空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで、

  • 吸引
  • 搬送
  • 投入
  • 排出(散布)

を一台で行える空気搬送機です。

本体内部にはモーターや回転部などの駆動装置を持たないシンプルなストレート構造を採用しているため、

  • メンテナンス負担を軽減できる
  • 配管詰まりが発生しにくい
  • 長距離搬送にも柔軟に対応できる

という特長があります。

搬送条件を現場に合わせて最適化することで、多様な粉体・粒体搬送をサポートします。


ジェクロンとの組み合わせ

微粉を含む搬送では、集粉機(サイクロン式集塵回収装置)ジェクロンを組み合わせることで、

  • 搬送物と空気を効率よく分離
  • 高性能フィルターによる集塵
  • フレコンバッグへの連続回収

が可能になります。

搬送後の回収工程まで効率化でき、作業環境の改善にも貢献します。


エコ・ワークの対応事例

エコ・ワークでは、

など、多様な搬送実績があります。

搬送物の性状や現場条件に応じた最適なシステムをご提案しています。


まとめ

粉体・粒体の偏析は、

  • 粒径
  • 比重
  • 搬送速度
  • 配管レイアウト

などが影響して発生します。

搬送物に適した設備を選定し、搬送条件を最適化することで、品質の安定化や歩留まり向上につながります。

粉体・粒体搬送でお困りの方は、お気軽にエコ・ワークまでお問い合わせください。


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