はじめに
粉体・粒体を扱う現場では、「流れやすい材料」と「流れにくい材料」があります。
例えば、
- ホッパーからスムーズに排出されない
- ブリッジ現象が発生する
- ラットホール現象が起きる
- 搬送能力が安定しない
このような現象には、粉体の安息角(あんそくかく)が大きく関係しています。
安息角を理解することで、設備選定や搬送トラブルの予防にも役立ちます。
本記事では、安息角の意味や測定方法、搬送設備への影響について解説します。
安息角とは?
安息角とは、粉体や粒体を積み上げたときに自然に形成される斜面の角度のことです。
粉体が流れやすいほど角度は小さくなり、流れにくいほど角度は大きくなります。
一般的には、
- 安息角が小さい=流動性が高い
- 安息角が大きい=流動性が低い
という目安になります。
安息角が重要な理由
安息角は、
- ホッパー設計
- サイロ設計
- 搬送設備選定
- 排出性能
などを検討する際の重要な指標になります。
材料の安息角を考慮せず設備を設計すると、排出不良や詰まりが発生しやすくなります。
安息角に影響する要因
粒径
粒子が細かいほど粒子同士が付着しやすく、安息角が大きくなる傾向があります。
含水率
湿気を含むと粒子同士が付着しやすくなり、流動性が低下します。
粒子の形状
角ばった粒子は互いに引っ掛かりやすく、丸い粒子より安息角が大きくなることがあります。
比重
粒子の密度や比重も、安息角や流動性へ影響を与えます。
安息角が大きいと起こりやすいトラブル
安息角が大きい材料では、
- ブリッジ現象
- ラットホール現象
- 排出不良
- ホッパー内残留
- 搬送能力低下
などが発生しやすくなります。
そのため、設備設計時には材料特性を十分に確認することが重要です。
ジェクターによる柔軟な搬送
空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで、
- 吸引
- 搬送
- 投入
- 排出(散布)
を一台で行える空気搬送機です。
さまざまな粉体・粒体に対応できるため、現場条件や搬送物に応じた柔軟な運用が可能です。
また、本体内部にはモーターや回転部などの駆動装置を持たないシンプルなストレート構造を採用しているため、
- メンテナンス負担を軽減
- 故障リスクを抑制
- 安定した搬送性能
を実現しています。
ジェクロンとの組み合わせで効率よく回収
集粉機(サイクロン式集塵回収装置)ジェクロンを組み合わせることで、
- 搬送物と空気を効率よく分離
- 高性能フィルターによる集塵
- フレコンバッグへの連続回収
が可能になります。
搬送から回収までを効率化し、作業環境の改善にも貢献します。
エコ・ワークの対応事例
エコ・ワークでは、
など、多様な粉体・粒体の搬送実績があります。
搬送物の特性や現場環境に合わせて、最適な設備をご提案しています。
まとめ
安息角は、粉体・粒体の流れやすさを判断する重要な指標です。
安息角を理解することで、
- 排出不良の防止
- 搬送効率の向上
- 設備選定の最適化
- トラブルの予防
につながります。
粉体・粒体搬送設備の導入や改善をご検討中の方は、お気軽にエコ・ワークまでお問い合わせください。
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