粉体搬送で配管の曲がりはなぜ重要?エルボが搬送効率に与える影響を解説

はじめに

粉体・粒体搬送設備では、配管の長さだけでなく「曲がり(エルボ)」も搬送性能へ大きな影響を与えます。

例えば、

といったトラブルは、配管レイアウトが原因となっている場合があります。

本記事では、配管の曲がりが搬送へ与える影響と、効率よく搬送するためのポイントについて解説します。


エルボとは?

エルボとは、配管の向きを変えるために使用される曲がり部分の継手です。

現場では、

  • 90°
  • 45°

などのエルボが多く使用されています。

設備配置によっては複数のエルボが必要になることもあります。


配管の曲がりが多いと起こること

搬送抵抗が増える

粉体は曲がり部分で流れが変化するため、直管よりも抵抗が大きくなります。

その結果、搬送能力が低下する場合があります。


配管が摩耗しやすい

ブラスト材や金属粉など摩耗性の高い資材では、

エルボ部分へ粉体が集中して当たるため、直管より早く摩耗する傾向があります。


配管詰まりの原因になる

湿気を含んだ粉体や流動性が低い資材では、

エルボ部分へ粉体が堆積し、閉塞が発生することがあります。


コンプレッサー負荷が増える

搬送抵抗が増えることで、

必要な圧縮空気量が増加し、コンプレッサーへの負荷も大きくなります。


搬送効率を高めるポイント

曲がりを必要最小限にする

不要なエルボを減らすことで、搬送抵抗を抑えられます。


緩やかなレイアウトを採用する

急激な方向転換よりも、できるだけ緩やかな配管設計が望ましい場合があります。


摩耗しやすい箇所を定期点検する

エルボ部分は設備の中でも特に摩耗しやすいため、定期的な点検が重要です。


ジェクターによる効率的な搬送

空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで、

  • 吸引
  • 搬送
  • 投入
  • 排出(散布)

を一台で行える空気搬送機です。

本体内部にはモーターや回転部などの駆動装置を持たないシンプルなストレート構造を採用しているため、

  • 配管詰まりが発生しにくい
  • メンテナンス負担を軽減できる
  • 現場に応じた柔軟な配管レイアウトに対応しやすい

という特長があります。

搬送距離やレイアウトを考慮した設計により、多様な現場で効率的な搬送を実現します。


ジェクロンとの組み合わせで粉じん対策も実現

微粉体を扱う現場では、集粉機(サイクロン式集塵回収装置)ジェクロンを組み合わせることで、

  • 搬送物と空気を効率よく分離
  • 高性能フィルターによる集塵
  • フレコンバッグへの連続回収

が可能になります。

搬送効率だけでなく、作業環境の改善にも貢献します。


エコ・ワークの対応事例

エコ・ワークでは、

など、多様な現場で搬送設備をご提案しています。

搬送距離や配管レイアウトを考慮し、現場に最適なシステムをご提案いたします。


まとめ

配管の曲がりは、

  • 搬送能力
  • 摩耗
  • 配管詰まり
  • コンプレッサー負荷

へ大きな影響を与えます。

設備を導入・更新する際は、配管レイアウトまで含めて検討することが重要です。

エコ・ワークでは、現場条件に応じた搬送システムをご提案しています。

粉体・粒体搬送でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。


関連動画

空気搬送機ジェクター導入事例|タンカー船内 木質ペレット回収・搬送作業


空気搬送機ジェクター導入事例|タンカー船内 PKS回収・搬送作業


空気搬送機ジェクター・分別機ジェクロン導入事例|ブラスト材回収・分別作業


関連記事

粉体搬送ホースの選び方とは?搬送効率を左右するポイントを解説

粉体搬送ホースの選び方とは?搬送効率を左右するポイントを解説


粉体・粒体はどこまで搬送できる?長距離搬送を成功させるポイントを解説

粉体・粒体はどこまで搬送できる?長距離搬送を成功させるポイントを解説


粉体搬送能力は何で決まる?搬送量を左右する5つのポイントを解説

粉体搬送能力は何で決まる?搬送量を左右する5つのポイントを解説


粉体搬送で配管が詰まる原因とは?現場でよくあるトラブルと対策を解説

粉体搬送で配管が詰まる原因とは?現場でよくあるトラブルと対策を解説

粉体・粒体の回収・搬送でお困りではありませんか?

焼却灰・フライアッシュ・木質ペレット・ブラスト材など、 各種粉粒体の回収・搬送・分別作業に対応しています。
現場条件に応じた最適な機器選定や運用方法について、お気軽にご相談ください。