この記事でわかること
- 焼却施設で扱われる灰や粉体の種類
- 灰搬送や設備清掃で発生しやすい課題
- 空気搬送機を活用できる工程
- 導入時に確認したいポイント
- ジェクターを活用した設備改善の考え方
はじめに
一般廃棄物や産業廃棄物の焼却施設では、焼却後に発生する灰や粉体を安全かつ効率的に回収・搬送することが重要です。
代表的な搬送物には、
などがあります。
これらの搬送作業では、
- 粉じんの飛散
- 人力による回収作業
- 設備停止時の清掃
- 高温環境での作業負担
などが課題となる場合があります。
本記事では、焼却施設における灰搬送や設備清掃を効率化する方法について解説します。
焼却施設で扱われる主な搬送物
焼却施設では、燃焼工程や排ガス処理工程によってさまざまな粉体・粒体を取り扱います。
代表例として、
- 焼却灰
- フライアッシュ
- 集じん灰
- 活性炭
- 消石灰
- 反応生成物
などがあります。
これらは粒径や比重、流動性が異なるため、それぞれに適した搬送方法を選定することが重要です。
焼却施設で発生しやすい課題
粉じんの飛散
焼却灰や飛灰は非常に細かい粉体であるため、搬送時や清掃時に粉じんが飛散しやすい傾向があります。
作業環境の改善や粉じん対策が求められる現場も少なくありません。
人力による回収作業
設備周辺へ堆積した灰をスコップや一輪車などで回収している現場では、作業時間や身体的負担が大きくなる場合があります。
設備停止時の清掃
ホッパーやコンベア、集じん設備周辺には灰が堆積することがあります。
定期修繕や設備点検時には、多くの時間を清掃作業に費やすケースもあります。
高所設備への投入
設備によっては高所のホッパーへ灰を投入する工程もあり、人力では効率が低下する場合があります。
空気搬送機を活用できる工程
焼却灰・飛灰の回収
床面や設備周辺へ堆積した灰を吸引・搬送し、回収容器へ投入する用途に活用できる場合があります。
ホッパーへの投入
回収した灰をホッパーや保管設備へ投入する用途にも活用できる可能性があります。
設備周辺の清掃
設備停止時の灰回収を効率化し、清掃時間の短縮につながる場合があります。
高所への搬送
ホースを延長することで、高所設備への投入にも対応できる場合があります。
導入時に確認したいポイント
焼却施設では搬送物によって性状が異なるため、
などを確認したうえで設備を選定することが重要です。
特に飛灰などの微粉体では、設備構成や搬送条件の検討が重要になります。
ジェクターを活用した設備改善
空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで使用できます。
ジェクターは、
- 吸引
- 搬送
- 投入
- 排出(散布)
を1台で行える空気搬送機です。
本体内部はシンプルなストレート構造で、駆動部を持たないことが特徴です。
焼却施設では、
- 焼却灰・飛灰の回収
- ホッパーへの投入
- 設備周辺の清掃
- 高所への投入
- 定期修繕時の灰回収
などへの活用が考えられます。
搬送物によって適した設備構成は異なるため、エコ・ワークでは実際の搬送物を使用した搬送テストをご提案しています。
排出部の摩耗対策
空気搬送設備では、排出部が最も摩耗しやすい箇所です。
焼却灰や飛灰など摩耗性のある搬送物では、ホースや排出口が摩耗する可能性があります。
エコ・ワークでは、摩耗性の高い搬送物には排出部へ接続するセラミック補強耐摩耗ホースをご提案しています。
搬送物に適した耐摩耗対策を行うことで、設備の安定稼働やメンテナンス頻度の低減につながります。
エコ・ワークのサポート
エコ・ワークでは、焼却施設で扱われる焼却灰や飛灰などの性状や現場条件を確認したうえで、空気搬送機ジェクターを活用した設備改善をご提案しています。
焼却施設では、
- 焼却灰(主灰)
- フライアッシュ
- 集じん灰
- 活性炭
- 消石灰
- 各種反応生成物
など、粒径や比重、流動性、摩耗性が異なるさまざまな粉体を取り扱います。
そのため、導入前には実際の搬送物を使用した搬送テストを行い、
- 安定して吸引・搬送できるか
- 必要な搬送能力を確保できるか
- 配管内で詰まりが発生しないか
- 搬送距離に対応できるか
- 現場に適した設備構成はどれか
などを確認しています。
「焼却灰を効率よく回収したい」
「飛灰の搬送作業を改善したい」
「設備停止時の清掃時間を短縮したい」
「人力による灰回収を減らしたい」
といったご相談にも対応しています。
まとめ
焼却施設では、焼却灰や飛灰、集じん灰など、さまざまな粉体を安全かつ効率よく搬送・回収することが求められます。
搬送方法を見直すことで、
- 作業者の負担軽減
- 清掃作業の効率化
- 粉じん飛散の抑制
- 作業環境の改善
- 設備停止時間の短縮
につながる可能性があります。
一方で、搬送物の粒径や比重、流動性、摩耗性はそれぞれ異なるため、現場条件に適した設備選定が重要です。
設備導入をご検討の際は、実際の搬送物を使用した搬送テストを行い、現場に適した設備構成を検討することをおすすめします。
設備導入や設備改善をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
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