この記事でわかること
はじめに
PKS(Palm Kernel Shell:パームヤシ殻)は、バイオマス発電所で燃料として広く利用されているバイオマス資源です。
近年では、再生可能エネルギーの普及に伴い、PKSを取り扱う発電所や燃料供給施設が増えています。
一方で、
- 荷揚げ作業に時間がかかる
- 搬送設備まで距離がある
- 人手による作業負担が大きい
- 粉や細かな破片が発生する
といった課題を抱える現場も少なくありません。
本記事では、PKS搬送でよくある課題と、効率化のポイントについて解説します。
PKSとは?
PKSとは、アブラヤシの種子(パーム核)の殻を乾燥させたバイオマス燃料です。
石炭の代替燃料として利用されることも多く、国内のバイオマス発電所でも広く採用されています。
タンカーによる海上輸送が行われることも多く、港湾施設や発電所で荷揚げ・搬送作業が行われています。
PKS搬送でよくある課題
PKS搬送では、現場によってさまざまな課題があります。
例えば、
- タンカーからの荷揚げに時間がかかる
- 長距離搬送が必要になる
- 人力による作業が多い
- 作業スペースが限られている
- 細かな粉や木片が発生する
などです。
また、荷役時間が長くなると、作業効率や設備稼働率へ影響する場合があります。
搬送設備を選ぶ際のポイント
PKS搬送設備を選定する際は、
- 搬送距離
- 必要な搬送能力
- 投入先の高さ
- 設置スペース
- コンプレッサーの能力
- メンテナンス性
などを確認することが重要です。
現場条件によって最適な設備は異なるため、実際の運用方法も考慮しながら選定することをおすすめします。
荷役作業を効率化するには
荷役作業を効率化するためには、
- 搬送設備の導入
- 搬送ルートの見直し
- 作業動線の改善
- 作業人数の適正化
- 定期的な設備点検
などが有効です。
設備だけでなく、運用方法も含めて改善を進めることで、作業時間の短縮につながる場合があります。
ジェクターによるPKS搬送
ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで使用できる、吸引・搬送・投入・排出(散布)を1台で行える空気搬送機です。
さらに、
- シンプルなストレート構造
- 駆動部を持たない
という特徴があり、
PKSをはじめ、
など、多様な粉体・粒体の搬送実績があります。
また、排出部が最も摩耗しやすい箇所となるため、当社では排出部へ接続するセラミック補強耐摩耗ホースをご提案しています。
実際に、PKSを積載したタンカーからの荷揚げや設備への投入など、多くの現場でご活用いただいています。
まとめ
PKS搬送では、荷役作業や搬送距離、現場環境などによって作業効率が大きく変わる場合があります。
現場条件に適した設備を選定することで、人手不足対策や荷役時間の短縮、生産性向上につながることが期待できます。
設備導入や設備改善をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
関連動画
ジェクターによるPKS搬送
ジェクターによる木質ペレット搬送
ジェクター・ジェクロンによるブラスト材リサイクル
関連記事
木質ペレット搬送の課題と効率化のポイント|設備選定で押さえたいポイントを解説
→ 木質ペレット搬送の課題と効率化のポイント|設備選定で押さえたいポイントを解説
物流効率化法とは?企業に求められる取り組みと荷役効率化をわかりやすく解説
→ 物流効率化法とは?企業に求められる取り組みと荷役効率化をわかりやすく解説
中小企業省力化投資補助金とは?設備導入を検討する企業向けにわかりやすく解説
→ 中小企業省力化投資補助金とは?設備導入を検討する企業向けにわかりやすく解説
