この記事でわかること
- リサイクル工場で扱われる主な粉体・粒体資材
- 原料搬送や設備清掃で発生しやすい課題
- 空気搬送機を活用できる工程
- 導入前に確認したいポイント
- ジェクターを活用した設備改善の考え方
はじめに
リサイクル工場では、資源の再利用や廃棄物の中間処理を行う工程で、さまざまな粉体・粒体資材を取り扱います。
代表的な搬送物には、
などがあります。
これらの資材は分別設備や保管設備、処理設備へ搬送されますが、
- 粉じんの飛散
- 資材のこぼれ
- 人力による回収
- 設備停止時の清掃
などが課題となることがあります。
本記事では、リサイクル工場における粉体・粒体搬送や設備清掃を効率化する方法について解説します。
リサイクル工場で扱われる主な搬送物
リサイクル工場では処理対象によってさまざまな搬送物があります。
代表例として、
- 焼却灰
- フライアッシュ
- 金属粉
- 樹脂ペレット
- ガラスカレット
- スラグ
- 木質ペレット
- 各種再資源原料
などがあります。
粒径や比重が大きく異なるため、搬送物に合わせた設備選定が重要です。
リサイクル工場で発生しやすい課題
粉じんの飛散
焼却灰やフライアッシュなどの微粉体は飛散しやすく、設備周辺へ堆積することがあります。
作業環境の改善や清掃負担の軽減が課題となる場合があります。
資材ロス
分別設備や搬送設備周辺では資材がこぼれ、再利用可能な資材を回収する必要が生じることがあります。
人力による回収作業
床面へ堆積した粉体や粒体を人力で回収する場合、作業時間や身体的負担が大きくなることがあります。
定期メンテナンス時の清掃
設備停止時には、ホッパーやコンベア、集じん設備などに堆積した粉体・粒体を清掃する必要があります。
空気搬送機を活用できる工程
資材の回収
床面へこぼれた粉体・粒体を吸引し、
- 回収容器
- ドラム缶
- フレコンバッグ
などへ搬送できる可能性があります。
処理設備への投入
回収した資材をホッパーや処理設備へ投入する用途にも活用できる場合があります。
設備周辺の清掃
設備停止時に堆積した粉体や粒体を回収し、清掃作業の効率化につながる場合があります。
高所への投入
ホースを延長することで、高所設備への投入にも対応できる場合があります。
導入時に確認したいポイント
リサイクル工場では搬送物によって性質が異なるため、
などを確認したうえで設備を選定することが重要です。
焼却灰やスラグなど摩耗性の高い搬送物では、耐摩耗対策も重要になります。
ジェクターを活用した設備改善
空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで使用できます。
ジェクターは、
- 吸引
- 搬送
- 投入
- 排出(散布)
を1台で行える空気搬送機です。
本体内部はシンプルなストレート構造で、駆動部を持たないことが特徴です。
リサイクル工場では、
- 資材の回収
- 処理設備への投入
- 設備周辺の清掃
- 高所への投入
- 定期メンテナンス時の清掃
などへの活用が考えられます。
搬送物によって適した設備構成は異なるため、エコ・ワークでは実際の搬送物を使用した搬送テストをご提案しています。
排出部の摩耗対策
空気搬送設備では、排出部が最も摩耗しやすい箇所です。
焼却灰やスラグなど摩耗性の高い搬送物では、ホースや排出口が摩耗する可能性があります。
エコ・ワークでは、摩耗性の高い搬送物には排出部へ接続するセラミック補強耐摩耗ホースをご提案しています。
搬送物に適した耐摩耗対策を行うことで、設備の安定稼働やメンテナンス頻度の低減につながります。
エコ・ワークのサポート
エコ・ワークでは、リサイクル工場で扱われる粉体・粒体資材の性状や現場条件を確認したうえで、空気搬送機ジェクターを活用した設備改善をご提案しています。
リサイクル工場では、
- 焼却灰
- フライアッシュ
- 金属粉
- 樹脂ペレット
- ガラスカレット
- スラグ
- 木質ペレット
など、粒径や比重、流動性、摩耗性が異なるさまざまな資材を取り扱います。
そのため、導入前には実際の搬送物を使用した搬送テストを行い、
- 安定して吸引・搬送できるか
- 必要な搬送能力を確保できるか
- 配管内で詰まりが発生しないか
- 搬送距離に対応できるか
- 現場に適した設備構成はどれか
などを確認しています。
「焼却灰を効率よく回収したい」
「設備周辺へこぼれた資材を再利用したい」
「設備停止時の清掃時間を短縮したい」
「人力による回収作業を改善したい」
といったご相談にも対応しています。
まとめ
リサイクル工場では、焼却灰やフライアッシュ、金属粉、樹脂ペレット、ガラスカレットなど、多種多様な粉体・粒体資材を取り扱います。
これらの搬送・回収作業を効率化することで、
- 作業者の負担軽減
- 資材ロスの低減
- 清掃作業の効率化
- 作業環境の改善
- 設備停止時間の短縮
につながる可能性があります。
一方で、搬送物は粒径や比重、流動性、摩耗性などが大きく異なるため、現場条件や搬送物に適した設備選定が重要です。
設備導入をご検討の際は、実際の搬送物を使用した搬送テストを行い、現場に適した設備構成を検討することをおすすめします。
設備導入や設備改善をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
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