はじめに
工場や発電所、焼却施設などでは、粉体や粒体を搬送する設備が数多く稼働しています。
日々の運転の中で、搬送物の一部は設備周辺へ落下したり、風や振動によって移動したりして、設備の隙間や機械の下部に少しずつ堆積していきます。
こうした堆積物は目立ちにくいため見落とされがちですが、放置すると設備トラブルや作業環境の悪化、安全性の低下につながる可能性があります。
本記事では、設備の隙間に堆積した粉体を効率よく回収する方法について解説します。
粉体が堆積しやすい場所
設備の中でも、次のような場所は粉体が溜まりやすい傾向があります。
- コンベヤ下部
- ホッパー周辺
- サイロ下部
- ダクト周辺
- 集塵機周辺
- 配管ラックの下
- 機械フレームの隙間
特に日常清掃が行き届きにくい場所では、長期間にわたり粉体が蓄積することがあります。
堆積物を放置するリスク
設備トラブル
粉体が可動部へ入り込むことで、
- ベルトの摩耗
- ローラーの動作不良
- 軸受の摩耗
などの原因になることがあります。
清掃負担の増加
堆積量が増えるほど、
- 作業時間
- 作業人数
- 停止時間
が増加します。
火災リスク
可燃性粉体では、堆積した粉が摩擦熱や静電気などによって着火源となる可能性があります。
そのため、設備周辺を清潔に保つことは安全管理の観点からも重要です。
粉じん飛散
堆積した粉体は、人の通行や設備の振動によって舞い上がり、作業環境を悪化させることがあります。
回収作業で発生する課題
手が届きにくい
設備の隙間はスペースが狭く、スコップやホウキでは回収しにくい場所も少なくありません。
人力搬出が必要
回収後も運搬作業が発生するため、作業負担が大きくなります。
粉じんが舞いやすい
微粉体を扱う現場では、清掃時に粉じんが飛散しやすくなります。
ジェクターによる効率的な回収
空気搬送機ジェクターは、お手持ちのコンプレッサー(圧縮空気)と接続するだけで、
- 吸引
- 搬送
- 投入
- 排出(散布)
を一台で行える空気搬送機です。
本体内部にはモーターや回転部などの駆動装置を持たないため、
- 故障リスクを抑えやすい
- メンテナンス負担が少ない
- 点検箇所が少ない
という特長があります。
細長いホースを使用できるため、設備の隙間や機械の下部など、人が入りにくい場所に堆積した粉体も効率よく回収できます。
ジェクロンによる粉じん対策
回収時に粉じんを飛散させたくない現場では、集粉機ジェクロンとの組み合わせが効果的です。
ジェクロンは、
- 搬送物と空気を分離
- 高性能フィルターで粉じんを捕集
- クリーンな空気を排気
- フレコンバッグへ連続回収
を実現します。
さらにパルスエアーによる自動逆洗機能を搭載しているため、長時間運転でも安定した集塵性能を維持できます。
エコ・ワークの対応事例
エコ・ワークでは、
- コンベヤ周辺
- ホッパー下部
- 集塵機周辺
- 焼却設備
- 発電設備
など、設備の隙間や狭所に堆積した粉体の回収実績があります。
現場ごとのレイアウトや搬送物の特性に合わせて、最適な回収方法をご提案しています。
まとめ
設備の隙間に堆積した粉体は、
- 設備トラブル
- 清掃負担の増加
- 粉じん飛散
- 火災リスク
などにつながる可能性があります。
空気搬送機ジェクターと集粉機ジェクロンを活用することで、狭所でも効率よく回収し、安全でクリーンな作業環境づくりに貢献します。
設備周辺の粉体回収や清掃方法でお困りの方は、お気軽にエコ・ワークまでお問い合わせください。
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